ペテロの手紙第二 2章 10~14節
2024年 7月 14日 第2聖日
牧師 長江 忠司

  偽預言者の歩みについて、引き続き書かれています。この個所から、3つのことを学びましょう。
 第一に、肉に従って歩まないことです。彼らは理性のない動物のように肉的な歩みをしていました。救われた私たちは肉に従って歩むのではなくて、御霊に従い、主のみこころの内を歩むことが大切です。
 第二に、不義には報酬があることです。彼らは昼間から酒を飲み、主に心を向けず、罪深い歩みをしていました。そのような罪の歩みには死という報酬があります。クリスチャンの場合でも、肉的な歩みをするならば、結果的に遠回りをしたり、損害を受けることになります。
 第三に、心が定まらない歩みをしないことです。彼らは心が定まらない人たちを誘惑していました。誘惑する者が悪いですが、心が定まらない歩みをすることも良くありません。そのような状態はとても危険です。どっちつかずの歩みではなくて、心を定めてキリストにしっかりと立って歩むことが大切です。
 偽預言者は今も多くいますし、罪の誘惑が多くあります。キリストに心を定めて、いつも主のみことばに従って歩みましょう。

<聖書のことば>
その目は姦淫に満ち、罪に飽くことがなく、心が定まらない人たちを誘惑し、心は貪欲で鍛えられています。彼らはのろいの子です。
ペテロの手紙第二 2章 14節