ゼカリヤ書 1章 1~ 4節
2025年 8月 17日 第3聖日
牧師 長江 忠司
今日はゼカリヤ書の総復習として、振り返りたいと思います。捕囚から帰還したイスラエルの民が神殿の再建工事に着手しました。しかし、妨害があり工事は中止し、そのままになっていました。そこで主はゼカリヤを送り、みことばを伝えられたのです。全体を通して、教訓をいただきましょう。
第一に、困難の中で、神のご計画に目を留めることです。当時はエルサレムは荒廃していましたが、主が城壁となり守られ、多くの人が住むようになり、やがて王国が建てられるという神のご計画を示されました。私たちも現状だけに目を囚われず、神のご計画に目を留めることです。
第二に、救い主に目を留めることです。本書には多くのメシヤ預言が記されています。救い主が確かにやって来られると覚えるように示されたのです。私たちも共にいて下さる主をいつも見ている必要があります。
第三に、未来を知って正しい選択をすることです。未来に起こる出来事が語られました。未来を知って正しい選択をするように願われたのです。私たちも未来を知ると、今何を選択するべきなのかがわかります。
今は荒廃した状況かもしれません。しかし、いつも主に帰り、主をしっかりと見て、未来に備えて正しい選択をして歩みましょう。
<聖書のことば>
あなたがたの先祖のようであってはならない。先の預言者たちは彼らに叫んで言った。『万軍の主はこう言われる。あなたがたは悪の道と悪しきわざから立ち返れ。』しかし、彼らはわたしに聞かず、わたしに耳を傾けもしなかった。──主のことば──
ゼカリヤ書 1章 4節
