イザヤ書 30章 1~17節
2024年10月20日 第3聖日
牧師 長江 忠司
アッシリヤの脅威が迫っていた時に、エジプトに頼ったユダに対して、主は語られました。
第一に、主に頼らず歩むことはわざわいであることです。彼らは神の指示を仰がず、神よりもエジプトに頼りました。それは主の前に罪であり、その様な歩みをするならば、恥、苦悩、空しい結果、破滅の結果が待っていると教えています。主を恐れ、主に頼って歩みましょう。
第二に、主のみおしえを心に刻み、失敗を繰り返さないことです。人はかつて得た教訓を忘れて失敗を繰り返してしまいやすいものです。そうならない為に、主からいただいたみおしえを心に刻むことが大切です。
第三に、主の前に静まることです。人は問題を前にして心が騒ぎ、主から離れ、不平を言い、この世のものに信頼しやすいのです。ですから、主に立ち返って落ち着き、静まって、主に信頼することが必要です。そうした時に主から救いと力をいただくことができるのです。
誰にも、人生の海の嵐がやって来ます。大切なことは、主の前に静まることです。いつも主の前に静まりましょう。
<聖書のことば>
イスラエルの聖なる方、神である主はこう言われた。「立ち返って落ち着いていれば、あなたがたは救われ、静かにして信頼すれば、あなたがたは力を得る。」しかし、あなたがたはこれを望まなかった。
イザヤ書 30章 15節