ペテロの手紙第二 3章 14~15節
2024年9月22日 第4聖日
牧師 長江 忠司

 ペテロは愛する者たちに、主の日を待ち望む上で、どう歩むべきかを教えます。
 第一に、聖く非難されることなく、主の前に出られるように努めることです。救いは素晴らしいことですが、そこで満足してはいけません。私たちが救われるために、傷も汚れもないイエス様の尊い血が流されました。そうして救われた私たちは主に倣って、聖く非難されることなく、主の前に出られるように努めることが大切なのです。
 第二に、主の忍耐は救いであると覚えることです。
 一つは、主が全ての人が救われるように忍耐しておられることを覚え、私たちも他の魂のために忍耐することです。
 二つ目に、主の十字架における忍耐を覚え、私たちも苦難の中で忍耐して歩むことです。
 三つ目に、主の約束が教える忍耐を覚え、試練の中で忍耐し、主から希望をいただいて歩むことが大切です。
 主から示されていることがあるならば、直ちに悔い改めましょう。また、忍耐について正しく認識し、忍耐を働かせて歩みを全うしましょう。

<聖書のことば>
また、私たちの主の忍耐は救いであると考えなさい。愛する、私たちの兄弟パウロも、自分に与えられた知恵にしたがって、あなたがたに書き送ったとおりです。
ペテロの手紙第二 3章 15節