ピリピ人への手紙 4章 6~7節
2024年11月3日 第1聖日
伝道師 張替 道雄
私たちの人生には、想定外の出来事が起こります。また、先が見えないときに私たちは思い煩ってしまいやすいものですが、今朝は、私たちが思い煩わないために覚えるべきことを学ばせていただきましょう。
第一に、思い煩いは罪だと自覚することです。「思い煩うな」「恐れるな」と語りかけてくださっている神様が共におられるのに、思い煩っているならば、それは神様への不信仰の罪と言わざるを得ません。私たちが思い煩ったところで事態は好転しません。自分の思い煩いではなく、神のみことばに信頼するようにいたしましょう。
第二に、願い事を神様に知っていただくことです。あらゆる場合に、感謝をもって神様に打ち明けるならば、私たちは思い煩いから解放されて、全能なる神様の御手にゆだねることができるのです。私たちは、自分で握りしめている願いや思いをすべて神様におゆだねするようにいたしましょう。
第三に、神様の平安に守られることです。神様は、この世が与えることのできない神様の平安によって、私たちの心を守ってくださいます。何と幸いな約束ではないでしょうか。私たちは、何も思い煩わなくて良いのです。
<聖書のことば>
何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。
ピリピ人への手紙 4章 6節