ゼカリヤ書 5章 1~ 11節
2025年3月 16日 第3聖日
 牧師 長江 忠司

 神が預言者ゼカリヤに見せられた、第六と第七の幻から学びます。
 第一に、神は罪を見過ごさず確実に裁かれることです。巨大な巻物に律法が書き記されていましたが、その神の律法に逆らう者に裁きがあると宣告されました。今も同じで、神のみことばを誰でも読むことができますが、みことばを信じず従わないならば裁かれるのです。
 第二に、神はやがて罪を取り去り、新たな世界を築かれます。罪を象徴する女がエパ升に入れられてバビロンに連れて行かれました。同様に、今は罪が世界に満ちていますが、やがて主は罪を取り去り、新たに神の国を建てられます。
 以上のことを踏まえて、私たちはどう歩むべきでしょうか。
 第一に、罪に警戒し遠ざかって歩むことです。サタンは私たちを誘惑し、罪を犯すように導きます。そして罪は広がりやすいのです。警戒する必要があります。
 第二に、神への忠誠を持ち、最後まで従いとおすことです。信仰が弱り、神様と教会から離れて行ったクリスチャンが何と多いことでしょうか。そうならない様にしましょう。最後まで神への忠誠を持ち、従い通しましょう。

<聖書のことば>
彼は、「これは邪悪そのものだ」と言って、その女をエパ升の中に閉じ込め、エパ升の口の上に鉛の重しを置いた。
ゼカリヤ書 5章 8節