ヤコブの手紙 3章 1~10節
2024年10月13日 第2聖日
牧師 長江 忠司
聖書はことばの制御について教えています。
まず、ことばは大きな影響力を持っていることを覚える必要があります。ことばで人を建て上げることもできますし、心に傷を負わせることもできます。また、ことばに気をつけるべきですが、自分の力では制御することはできません。また、悪いことばを語ることは、神の前に罪であることを覚える必要があります。
どうすればことばを制御できるでしょうか。第一に、聖霊に心を支配して頂くことです。心にある思いを口が話すと、主は言われました。その心が聖霊によって支配されている時に、自制されたことばを語ることができます。第二に、親切で人の成長に役立つことばを話すように心がけることです。第三に、主に祈り求めることです。ことばにおける自分の弱さを認めて、主に祈り求めていく必要があるのです。
主は十字架上から愛と赦しに満ちたおことばを語られました。そのおことばの故に、私達は救いという大きな恵みにあずかることができました。恵みと憐みのおことばを頂いた者として、教会や遣わされている場所において、親切で人の成長に役立つことばを語る者となりましょう。
<聖書のことば>
しかし、舌を制することができる人は、だれもいません。舌は休むことのない悪であり、死の毒で満ちています。
ヤコブの手紙 3章 8節