コリント人への手紙第一 15章 19~ 20節
2025年 4月 20日 第3聖日
 牧師 長江 忠司

 死んだ人がよみがえることは、本来はあり得ないことです。しかし、キリストの墓は空になっていました。しかし主は死んで3日目に復活されました。復活の主を多くの人が目撃しました。復活の主と出会った弟子たちは別人のように変えられました。その主を信じて歩む者に与えられる祝福について学びましょう。
 第一に、死後に希望があります。人は死んで終わりではなくて、その後で地獄か天国に行くことになります。救われた者は神のおられる天国に行き、またそこで先に召された兄姉とお会いすることができる希望があるのです。
 第二に、生きた主が共に歩まれます。死んだ人を拝むのではありません。主は今も生きておられ、私達と共に歩んでくださるのです。
 第三に、生きた主の約束に信頼できます。生きておられる主の約束も生きており、力があり必ず成就します。私たちはその主の約束に信頼して歩むことができるのです。
 復活され、今も生きて働き、共に歩んで下さる主をどれ程に意識し、信頼して歩んでいるでしょうか。この神の愛と希望を胸にして歩みましょう。

<聖書のことば>
もし私たちが、この地上のいのちにおいてのみ、キリストに望みを抱いているのなら、私たちはすべての人の中で一番哀れな者です。しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。
コリント人への手紙第一 15章 19~20節